仙台の朝
薄く、もやがかかっていますが、今日も暑くなりそう。
初めて訪れた仙台ですが、まったく観光はせずに
仙石線(せんせきせん)に乗って20分ほどの本塩釜へむかう。
降り立った駅は、ひっそりとしている。
駅から徒歩で、塩釜港、盬竈(しおがま)神社、
浦霞の佐浦酒造などに行くことができる。(のちほど、ご案内)
では早速、車で坂の上の 御料理 千松しま へ
住宅街の坂道、港を見渡すところに建つ。
予定の時間より少し早く到着。
女将さんが、出迎えてくださる。
案内されたのは、塩釜港を見下ろす、おふたりさまに程よい広さのお部屋。
他にお客様がいらっしゃるかどうかの気配は、全く感じさせない。
真夏のように暑くなった日なので、まずはビールで
そして、御料理
「七夕をイメージしました。」と仰る先付けは、
美しく涼しげで、外の暑さが一瞬にして収まる。
南瓜、短冊は、はす芋と茗荷
天の川も流れていて微笑ましい。
ー 御料理は、写真で楽しんでください。すべて美味しい。 ー
『おのみもの』
ちなみに、朝顔の葉を付けたのが、今日いただいたお酒3種。
女将さんと相談してまずは、店主おきに入り 福島県金澤屋 純米辛口
女性が好みそうな、さらっとした口当たり。私はこれが一番好み。
平たく美しい杯。
こういう杯のほうが日本酒が美味しいと、連れが言う。
中央の岩牡蠣
(もちろん、二つずつ載ってくるのですが、撮影前に食べられてしまい
減っている。。。)
左が、あわびの粽
そして、右、ホヤ登場です。
『あー、確かに東北に来ているのだな。』と実感する海の幸
特に、ホヤは旬
独特の臭みなどは全く感じない下ごしらえがされています。
次のお酒は
同じく、店主おきに入り 福島県蔵太鼓 純米辛口 (右)
これは、日本酒好きの方に良いようです。
そして女将さんから、「地元の日本酒もお勧めしないといけませんね。」と
塩釜の 於茂多加(おもたか) 純米吟醸をいただく(左)
連れは、これが一番気に入った様子。
冬瓜と粟もち
茗荷に、ほのかな色気を感じる椀
焼き物と、東北の山菜が並ぶ
ホヤの赤い器に
黄色が鮮やかなホヤとふぐ。
さて、女将さんの話ですが
予約の際に、お客様がどちらにお住まいかをお聞きするそうです。
たとえば、今日のホヤの場合
遠くからのお客様には、きっちりと臭みを取ったものを用意され
地元の方には、程々の臭みを残して出されるようです。
私たちも、遠く埼玉なので
今日は、臭みを取ったホヤを、美味しくいただいていますが
実は、連れはホヤ大好きだそうで、臭み大歓迎とのこと。
これには、女将さんもびっくり。
次回はそのように、二種類でご面倒をおかけするかもしれません。
お造り
(すみません、又、減ってます。。。)
地元の金次郎カレイ、めばちまぐろ、こち、まきえび
ご主人が包丁を入れる様子が目に浮かぶ、鮮やかお造り。
近海魚の活きのよさ。
赤貝とホッキ貝のぬた
〆た鰊に卯の花 卯の花、こういう風にふわふわにしたら良いのですねー
学ぶ。
山菜の煮もの
揚げ物
蟹と
ホヤのアナゴ巻
これは、蟹より断然ホヤですね。
ホヤと、アナゴ、色味が綺麗、揚げて美味。
女将さんから、ホヤ好きの連れに、「ホヤの器は召し上がらないでくださいね。」と注意喚起
「蟹の殻は、召し上がれますよ。」と言われて蟹の殻で我慢?
ところで、まだ続くのですよ御料理。
青梅、じゅんさい、米麹まんじゅう、そらまめの清々しい梅汁
そしてご飯へ
私の大好きな、しゃこ(雄)
もち米で
炊き合わせ
揚げなす、たけのこの味が凝縮された月山たけのこ
と、と、と、忘れたしまった。。。道明寺のような。。。確か魚のすりみ。。。
女将さんお手製の漬物
(既に、こんなに少なくなってしまいました。。。)
そしてお菓子とお抹茶
白いんげんを叩いた皮の中に、
甘さをぎりぎりに抑えた餡入りよもぎもちと、わらびもち(ご馳走さまです)
あと味が良いまま、至福の御料理のおひらき。
2時間半ほどでいただいた御料理は、あまりにも充実した一万円コース。
帰り際にご挨拶いただいたご主人は
寡黙で、料理一筋といった印象の実直な方とお見受けいたしました。
御料理は、ご主人お一人で作られているようです。
女将さんは、「私は、あんこ練りです。」などと仰る、元気で
可愛らしさのある素敵な方。
道まで見送っていただき、町への坂道を下る。
最後に笹で〆られた七夕の、このしあわせを
< 文月の ねがひ叶し 千松しま >
千松しま ちまつしま
宮城県塩釜市長沢町 15-1
TEL 022-362-8771
※一部情報では、月曜休となっていますが、
そういう事もないのですよ。 (女将さんより)
予約時にご確認ください。